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IRリリース

2019年01月29日

増田のトビタテ!ただいま留社中 ~第1回~

「トビタテ!留学JAPAN」の活動と、出向仲間と力を合わせて学生を支援している増田のリポートをお届けします。

官民協働で留学を強力にバックアップ!

 「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省主催のキャンペーン。日本から海外へ夢を抱いて飛び立つ留学生を、現在の6万人から12万人まで倍増させようという試みです。柱の一つに、民間の寄附金で1万人の留学生を送り出す「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」という計画があり、東京個別指導学院も人財育成の観点から参画しています。

 そんな「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の文部科学省の管轄部門である「官民協働海外留学創出プロジェクト」には、2018年5月より社員の増田昇平が出向しています。出向仲間と力を合わせて学生のグローバルな活躍を応援している増田のリポートを連載します。

なにもかも自由! 主体的な人材が集まる民間支援プロジェクト

 東京個別指導学院から、霞ヶ関の文部科学省に出向している増田昇平です。私の業務についてお話しさせていただきます。出向は留学と似ています。異文化の中で多様性に触れ、毎日が新しい発見に満ちています。

 

 「トビタテ!留学JAPAN」(以下「トビタテ」)は、日本からの留学生倍増を目指すキャンペーンの総称です。国費留学支援のプロジェクトもありますが、私が携わっているのは企業・団体や個人が支援するもので「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」です。ここだけを指して「トビタテ」と呼ばれることもあります。

 

 国費留学は参加条件があり支給基準も厳格ですが、トビタテは自由度が高いのが特徴です。応募者は自分で目標を立てますし、期間や行き先も自由です。これは、グローバル人材に求められる力を考えてのこと。自ら課題設定をして主体的に行動する力や、人と協働できる力を持った人材を送り出すという狙いです。応募資格もシンプルで、応募時30歳以下の学生であることだけです。2014年から6000人以上を送り出しており、2020年までに1万人を目標としています。日本代表として送り出しますから、支援金は給付されます。返済不要なのです。

 

■トビタテ生が留学機運を盛り上げる

 日本代表としてのトビタテ生に期待される役割は3つあります。1つは外国で日本を発信する「アンバサダー」活動。たとえば、イギリスのトビタテ生たちが日本の祭りをやったり、ラオスの小学校教員に「九九の歌」を伝授して、生徒の正答率を90%以上にしたり。これらの活動はトビタテ生自身が自由に企画・運営します。大使館や企業を巻き込んだ大規模なイベントもあります。

 2つめは帰国後の「エヴァンジェリスト」活動、つまり留学の伝道師です。母校やイベントで留学経験の魅力を伝え、留学に行こうという機運を盛り上げます。

 3つめの役割は、世界を舞台に活躍する「グローバルリーダー」を目指すことです。1期生の渡部清花さんは難民支援のNPO法人WELgeeを立ち上げ、Forbes『日本を代表する30歳未満の30人』に選出されています。

■トビタテ生ってどんな人? 

 トビタテ生は、型にはまらずに、興味があることにどんどん突き進んでいく傾向が強いですね。トビタテの仕組み自体が主体性を尊重しているということもあり、これからの時代に求められる主体性と協働性を持ち合わせた学生が多いです。多様性についても、寛容な学生がほとんどですね。みんなすぐ仲良くなって、すごいなと思います。なんといっても感心するのは、オリジナリティのある企画立案と、周りを巻き込んで実行する遂行力です。大学卒業後に起業する人もたくさんいます。

■仕事は、多様な人材を擁するコミュニティのサポート

 私の仕事は、留学生たちの集まりが有意義なコミュニティとして残るようサポートすることです。トビタテ生全体、留学募集期ごと、研修期ごとなどで公式のコミュニティを主催しています。非公式の大規模アルムナイ組織もあり、そのフォローやサポートを行うのも仕事です。

 

 仲が良いだけに、自発的に生まれる非公式のグループもあります。500人以上から少人数のものまで、把握しているだけで200以上もあるのです。例えば、シリコンバレーでインターンを経験したITに詳しいグループ。SDGs(国連の持続可能な開発目標)連携をテーマとしたグループ。クリエイターや教職員を目指すグループ。仮想通貨やマイナースポーツなどテーマ別グループ。「うどんを食べよう会」みたいな、ゆるいグループもあります。これらが有効なコミュニティとして機能していくためには、グループ同士がつながっている必要があります。

 

 トビタテ生のコミュニティに、社会にインパクトを与えられる人材をつないでおきたいのです。そうすれば、10年後20年後、共通の体験をした人のつながりの中から、お互いに適切な人材を探し出せます。その状態をキープすることで、トビタテ生が社会の変革のきっかけをつくるかもしれません。関わっていればヒントが得られる。質問すれば有意義な情報が得られる。多様な人材とつながる。そんなコミュニティとして広げたいと強く思っています。

■トビタテでの学び

 19人の出向仲間がいます。ベネッセや中央大学などの教育業のほか、キッコーマンや豊田通商、マッキンゼーなど、多彩な企業のメンバーです。彼らから「学生との接し方がうまい」とよく言われます。自分にとっては、生徒や保護者、講師がどんな人なのか理解しようとするのと同じです。東京個別指導学院の教室長としての経験が役に立っています社外に出たことで、当社が大切にしている「ホスピタリティ」の大切さがはっきりと見えてきました。

 

 トビタテ生を見ていると、この先世界がどうあるべきか真剣に考えているようですね。トビタテ事務局メンバーには起業家もいて、しっかりと自分の軸を持っている人が多いです。できない難しいと言う前に「自分がこうありたい」という理想を追求しています。そこにとても刺激を受けています。

 

 私は高校1年生のときに、ボストンに3週間ほど留学しました。自分の目的を持っていなかったので、現地では殻に閉じこもってしまいました。もったいなかったと思います。だからこそ、「「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の仕組みに賛同しています。脱コンフォートゾーンをあえてやる、だから成長できる。しかも機会は自分でつくる。飛び立って、飛び込んで、成長していくんですね。

次回をお楽しみに!

【文部科学省】トビタテ!留学JAPAN