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教室SDGs2022

全国の教室に広がる、独自に追求したSDGs目標4「質の高い教育」に関するプロジェクト

2022年度の教室年間計画では、SDGs貢献に向けた取り組みが数多く実施されました。2021年度に「教室SDGs」として吉祥寺教室が始めた取り組みが、全国の教室へと広がりを見せています。

東京個別指導学院の目指すSDGs貢献とは「目標4 質の高い教育」を追求することで、全17目標に貢献する人財の育成に寄与する」というものです。そのメッセージを受けて、2021年度に吉祥寺教室の講師たちが「生徒の夢と進路を結びつけることが質の高い学びにつながる」と自ら企画したのが最初の「教室SDGs」でした。関連記事:3つの教室の講師による「学部学科説明会」
教室SDGsは、2022年度のTEACHERS’ SUMMIT(教室年間計画)で数多く発表されました。その一部をご紹介します。

現役大学生講師ならではの取り組み「学部学科説明会」の広がり

学部学科説明会は2021年度に吉祥寺教室の講師たちが主体的に始めた取り組みです。講師自身が通う大学の学部学科について、実際に通う者だからこそ知り得る生の情報を生徒たちに伝えることで、毎日の勉強と進路を結びつけてもらい、生徒の夢をかなえる手助けをしたいというものです。
 
大学学部の細分化は進み、この50年で学部の種類は8倍にものぼる※1 そうです。講師たちも入学してから知ったギャップがあったり、意外な教科の知識が必要だったりと、それぞれに戸惑いの経験があったようです。
学部学科説明会の取り組みは、2022年度は全国に広がりました。
 
大森教室…所属する講師全員が、自らが通う学部学科に関する資料を作成し、冊子化。高校生生徒との面談で冊子を共有し、詳しく話を聞いてみたいという生徒に対しては個別面談を実施しました。大学のオープンキャンパスが増える夏休み前に実施することで、生徒の選択肢を広げました。
 
川崎教室…リモートで学部学科説明会を実施。当日は、各学部系統に分かれ、前半で学部学科の特徴を説明し、後半では質疑応答の時間を設けました。生徒からの疑問や質問に答えることで、生の大学生の声を届けました。
 
狭山市教室学部学科シートを作成。中間報告会で同じエリアの教室に呼びかけたことで、近隣の6教室が参加し、総計200枚ものシートを公開することができました。
三軒茶屋教室…高校2年生に学部学科を紹介。
 
町屋教室…講師手作りの学部紹介カードの掲示を実施しました。
 

大阪府豊中市の千里中央教室では12系統もの学部学科を解説する学部学科説明会をオンラインで実施しました。千里中央教室は生徒数・講師数ともに関西最大の教室で、規模を生かした取り組みとなりました。

別記事:主体的に夢に向かって努力する、その姿が主人公

「夢」を軸にしたSDGs貢献

「夢を持つ事の大切さ」を教育理念のひとつとして掲げる東京個別指導学院らしく、生徒一人ひとりが「夢をかなえるための進路」を自ら見つけることを応援しようとする取り組みです。
 
北千住教室…担当講師だけでなく、教室の他の講師とも進路について相談ができる、セカンドオピニオン面談を実施。講師一人ひとりを紹介するボードを作成して、積極的に情報発信しました。
 
池袋西口教室…大学情報ファクトブックを講師たちが作成。このファクトブックを活用して面談を実施しました。
 
日暮里教室…高校2年生と高校3年生に生徒面談を実施。
 
立川教室…夢を見つけるためのマインドマップを生徒と講師が作成して進路指導を実施しました。
 
朝霞台教室…将来の職業を見据えて、講師が生徒と面談しました。
 
大倉山教室…現状分析→自己分析→進路研究の3つのステップを通して、生徒の夢の具現化をサポートしました。

講師・保護者に向けた取り組み

三宮教室…大学生講師に自信をつける活動として、教室長が講師との面談を実施。
 
桜新町教室…講師による保護者アンケートを実施して、指導方法を改善しました。

中学生が教えてみたら… 新たな取り組み「一日講師体験」

神奈川県川崎市の新川崎教室では、新たな取り組みとなる「一日講師体験」を夏休み期間の8月に実施しました。企画の中心となった二人の講師に話を聞きました。

「一日講師体験」は上級生の生徒が下級生の生徒に向けて個別指導の模擬授業をするというものです。中学3年生数名が講師役として応募してくれ、中学1年生と2年生に生徒役をお願いしました。講師役の中学3年生には、普段私たちが着ているのと同じ白衣を着てもらい、生徒と1対1で数学の授業を実施してもらいました。教科のことだけでなく、コミュニケーションにも工夫することで「ただ教えるだけではない授業」になるよう心がけてほしいと伝えました。
私たちは講師になって初めて、教えることの難しさを知りました。問題は解けるし頭ではわかっているつもりでも、他者に向けて言語化しようとすると言葉に詰まることがあります。十分に理解していないと、人に教えることができないのです。生徒さんも人に教えることで理解が足りないところに気づき、気づくことで1つステップアップすると思いました。生徒さんには、受け身だけで終わってほしくないのです。この先も授業を受けていく中で、「どういう姿勢で授業を受ければより良いのか」がつかめるチャンスだと思いました。
 
講師役の中学3年生は実際に一日講師体験をやってみて、生徒一人ひとりに個性があり、しっくりくる教え方も人それぞれ違うということに気づいてくれたようです。だからこそ、私たちは講師として教え方の追求をしていかなければならないと思います。新しい生徒さんが入塾してくれたときには、新しい気持ちで向き合うことが大切だとと感じています。
 
授業には「これが正解」という型はないことを改めて実感しました。普段の授業でも気をつけなければいけないし、一人ひとりに合った授業を追求していこうと再確認しました。
 
SDGs貢献の取り組みは、講師役の中学生への学びだけでなく、企画した講師自身にとっても日々の業務を見直すきっかけとなりました。東京個別指導学院では、目の前の生徒のために何ができるのかを主体的に考える講師が活躍しています。
 

※脚注 Nikkei style「学部の種類は50年で8倍に 志望大学はどう選ぶ」 石渡嶺司 大学ジャーナリスト

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO45163300T20C19A5000000/

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